1999-11-25 第146回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
戦争後、法制的にはそういうことが全くできなくなったわけであるが、警察が、さらに行き過ぎたことが起こって庶民に迷惑をかけることのないように、そういう趣旨で公安委員会などにおいて大いに監視をしていただく、我々は公安委員会をそういう力のあるものにしたいという御答弁を、当時の犬養国務大臣がしていらっしゃるわけであります。
戦争後、法制的にはそういうことが全くできなくなったわけであるが、警察が、さらに行き過ぎたことが起こって庶民に迷惑をかけることのないように、そういう趣旨で公安委員会などにおいて大いに監視をしていただく、我々は公安委員会をそういう力のあるものにしたいという御答弁を、当時の犬養国務大臣がしていらっしゃるわけであります。
しかもその反面に犬養国務大臣は、この問題は法案の施行後における施策その他の処分については、いろいろやらなければならぬであろうけれども、この法案をまず作って先行するのだ、先に実施するのだということをこの委員会で申されておる。私は政府がそういうことを声明し、しかも第二国会におけるところの提案は政府の提案である。
その点について大臣なり長官なり、私はなぜ犬養さんが書かれたあの……、まあ小坂さんも提案説明をやられましたけれども、小坂さんの読み上げられた提案説明の表紙には、犬養国務大臣の提案説明と未だに書いてあるのですから、やはり犬養さんが書かれたのだろうと思うが、犬養さんの言葉によると国警も自治警も仲良くやめて、そうしてその中間をとつて府県警察を作るのだ、だから別に国警に偏るとか、自警にどうとか、国警に厚く自警
本案に関しましては、三月三十一日委員会を開いて、犬養国務大臣から提案理由の説明を聴取し、爾来慎重審議をいたしました結果、五月二十六日質疑を打切り、討論を省略して採決を行いましたところ、賛成多数をもつて原案通り可決いたした次第であります。 次に、地方公務員法の一部を改正する法律案につき申し上げます。
すなわち、二月十六日この両法案が本委員会に付託されましてから、犬養国務大臣より提案理由の説明を聴取し、爾来連日委員会を開き、その間、公聴会、秘密会のほか、人事委員会及び法務委員会との連合審査会を催すなど慎重審議いたしまして、しかも途中政府にあつては警察担当の国務大臣の交代があり、また三月下旬には、その急速なる成立を要望された地方税財政関係諸法案審議のため、一時本案の審議を差控えざるを得なかつたような
すでに一箇月以上前に、当委員会において犬養国務大臣が本法案の提案理由を説明されております。小坂国務大臣はこの提案理由の趣旨とまつたく同意見でございますかどうですか。逐条審議にあたりまして最も重大な点でありますから、お伺いしておきます。
その一つは、従来犬養国務大臣から承つておつた御意見と、小坂大臣の御意見とが重要な点で根本的に違つておるように思われる点があるのと、その点が同じく国家の統治権の行使といいますか、国家全般の行政に関して非常に重大なる意味を持つておるように思われるのであります。
○亀田得治君 私は日本社会党を代表して法務大臣の検察行政指揮権並びに犬養国務大臣より国警担当を解いたことに関しまして、若干の質問を吉田総理に対していたしたいと存じます。 汚職の問題の処理が如何に重大であるかは、今更改めて論ずるまでもございません。今やそれは、内外注視の的となつておるのであります。
午後五時三十七分散会 ─────・───── ○本日の会議に付した事件 一、法務大臣検察行政指揮権並び犬養国務大臣より国警担当を解いたことに関する緊急質問 一、法相の逮捕要求拒否に関する緊急質問 一、検察庁法第十四条指揮権発動に関する緊急質問 一、日程第一 日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件(趣旨説明) 一、日程第二 町村合併促進法の一部
○亀田得治君 私はこの際、法務大臣の検察行政指揮権並びに犬養国務大臣より国警担当を解いたことに関する緊急質問の動議を提出いたします。
○中井(徳)委員 総体質問で先般来犬養国務大臣に私お尋ねをいたしました。あと二、三問題を保留いたしておいたわけでありますが、本日はその問題と、昨日新しく警察担当になられました小坂さんの回答、そういうものに関連をいたしまして、公安委員会の問題についてお尋ねをいたしたい、かように思うのであります。
参 事 (記録部長) 丹羽 寒月君 参 事 (警務部長) 佐藤 忠雄君 参 事 (庶務部長) 渡辺 猛君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○委員の辞任及び補欠選任の件 ○議院運営小委員の補欠選任の件 ○庶務関係小委員の補欠選任の件 ○国会法等改正に関する小委員の補欠 選任の件 ○法務大臣検察行政指揮権並びに犬養
法務大臣検察行政指揮権並びに犬養国務大臣より国警担当を解いたことに関する緊急質問。こういうふうに件名が変更になりましたから報告いたします。 なお社会党第二控室の天田勝正君から、法相の逮捕要求拒否に関する緊急質問の御要求がありました。所要時間十五分。要求大臣は総理大臣又は緒方国務大臣、それに法務大臣であります。そうして本日を希望されております。
実はただいま小坂国務大臣にお伺いしたのでございますが、われわれとしては、今まで犬養国務大臣が警察担当の大臣として、警察法案に関する提案理由の説明その他の質疑等を進めて審議して参つたのでございますが、今突如として警察担当の大臣をかえられるということは、本案の審議上におきましても大きな影響があると思うのであります。
○犬養国務大臣 警察庁長官を内閣総理大臣が国家公安委員会の意見を聞いて任免する。この点が一番本法案御審議の議論の最も重大な焦点になつていると思います。いろいろこれについては各自ごもつともな御議論があります。しかし政府といたしましては近来とみに輿論の中でやかましくなつております責任の明確化ということを重大と考えまして、総理大臣に任免権を与える。
○犬養国務大臣 しばしば申し上げますようにこれは府県を一区画とする単位の自治警察でございます。それについて自治法の改正はどういうふうに考えておるかという御質問でございますが、これは必ずしもこれに必然付随して改正しなければならぬとは考えてはおりません。
○犬養国務大臣 疑惑がないないといつて売つて歩くことはできませんが、こういう席で、喜んで、できるだけ誠実をもつて佐竹さんにもお答えした、それが私の態度の一つでございます。なお何か御質問があればお答えいたします。
○犬養国務大臣 その方の電話で、その日来ると申されておりましたが、その席にはおりません。但しきよう来るはずだからその人にあげるということならばお預かりする、礼はその人から申し上げる、こういうことでございます。
○犬養国務大臣 せつかくのお尋ねでございますが、まことに初耳でございまして、タンカーの割当なんということに私は興味はありません。従つて運動したこともございません。これは特に御了解を願いたいと思います。
○犬養国務大臣 大体さようでございます。その認定におきまして、あるいは地方の検察庁におきまして、重要な事案だと認定いたしたものは報告を受けている、こういうことでございます。
○犬養国務大臣 ちよつとお尋ねのことをもう一度お問い返して失礼でございますが、検察庁から私にそういう指示を仰いだという……。
○犬養国務大臣 ただ成行きにまかせておるということはございません。また一国の立場から申しましても、かかる不幸な事件は、ただいまたびたび御指示がありましたように、迅速に捜査をやつて、事件の処理をつけて、国民の輿論にこたえて、そうして心を新たにして日本国の再建の上に、国会も国民も力を入れたいということは熱望いたしております。
○犬養国務大臣 お答申し上げます。これは非常にお答えのしにくいことでございます。
○犬養国務大臣 法律を生きた社会の法律にするという意味で、御趣旨は十分ごもつともだと思いますし、これを傾聴しなければならぬと思います。どういう形で木下さんのお考え方を法制審議会の中に反映せしめるか、これはひとつ近々のうちに法務省のその方の係官と十分相談してみたいと思います。御趣旨は十分了解いたします。
○犬養国務大臣 今回提出いたしました質屋営業法の一部を改正する法律案の提出理由及びその内容について御説明いたします。 今回出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案を別途提出したのでありますがその第五条において、金銭貸付の利息で日歩三十銭を越えるものについて罰則を定めたのであります。
犬養国務大臣。
○犬養国務大臣 最高裁判所について憲法裁判所としての性格をいかにすべきやという問題は、論議したことがございます。しかしお尋ねのような違憲訴訟に関する手続法の問題では、法務省内におきましてもまだ意見がまとまつておりません。従つてただいまの御議論は、十分一理あるものと尊重申し上げますが、まだ法務省の意見はこれであると申し上げる段階に至つておりません。
○犬養国務大臣 御承知のように不敏のものでございますが、全力をあげて職を尽したいと考えております。従つて辞職の意思はございません。
○犬養国務大臣 さつそく調査いたして御報告申し上げたいと思います。
○戸倉参考人 犬養国務大臣の警察法案提案理由説明という説明書を見ますれば、要約するに、現行の警察法は、戦後早々の間に占領政策の一環として施行せられたもので、戦前のわが警察制度を根本的に改革して、民主警察の理想を高揚したものであるけれども、わが国の国情に適しない点が多く、運営の結果は非能率で不経済であるから、この警察制度を根本的に刷新しなければならないというのがこの理由であるのです。
○藤田委員 次にお伺いしたいのは、犬養国務大臣の警察法改正の提案理由の説明を読んでも、何もわからぬという非常に傾聴すべき御発言がございました。
○犬養国務大臣 これは私の発言の仕方が大ざつぱなせいで、そういうふうにお感じになつたと思います。法案をつくるに至る当局の態度、どこのすみずみまでも非常にこまかい彫刻のように仕上げなければいけないというのでなく、大げつぱでもいいからまず大筋をつくつて、これは穴だらけでもいいからあとから穴を埋めて行く方が早くでき上るということは、ここにおります長戸課長に私自身考え方を申したことがあります。
○犬養国務大臣 これはお体裁に答弁することはわけないのです。問題は、今神近さんが一番あとでおつしやつた集娼の問題その他について実際上の案ができれば峠を越す。だからいつまでというより、峠はどこだ、これは私は集娼問題だと思う。たとえば二十一年の次官通牒、当時はやむを得ないとしても、あれは不当であつた、こういうことはわけなく取消せます。
○犬養国務大臣 御質問の点は、今でもその考えにかわりございません。従来大体世間の考え方というのが、あまりいいことではないが、必要な悪で、ああいうことを議論するのはやぼだというような空気の方が多かつたように思いますけれども、ことに占領政策が行われまして以来、私自分でも見聞しておりまして日本人の、ことに若い時代の純潔感というものを、もつと若い年代の人にしみ込ませる必要がある。
つたのではなくして、当国会におきましても、法務委員会あるいは大蔵委員会におきましてたびたび論議された問題でございまして、その当時において、これは匿名組合の域を脱しておつて、いわゆる銀行法違反の行為をやつておるということがはつきりしておりまするならば、今日大多数の人が受けておる被害を最小限度にとどめ得られたと思うのでございますが、第十七国会におきましても、二十八年の十月三十一日に法務委員会におきまして犬養国務大臣
○塚原委員長 第十七国会だつたと思いますが、二十八年の十月三十一日の法務委員会で、犬養国務大臣は、法務省は匿名組合ではないというような見解を持つておるという答弁をされております。保全経済会のような利殖機関に対する大蔵省並びに法務省の意見が対立しておつたのじやないでしようか。